村山實先生とは?
会長 村山 實 先生(Minoru.Murayama)
≪プロフィール≫
- 昭和15年(1940)12月24日、東京・深川に生まれる。家庭の事情で戸籍上は昭和16年3月7日生まれ。
- 戦後、貧窮の家庭環境から、若くして様々な職業を経験する。
- そのかたわら、自己の精神修養のために武道の鍛錬に明け暮れる日々を送る。
- 10代の後半、東洋思想の碩学、安岡正篤(やすおか・まさひろ)先生の書『王陽明研究』に出合い、心ひそかに私淑するようになる。
- この頃、心身統一法の哲人、中村天風(なかむら・てんぷう)先生の著作にも触れて、深く傾倒するようになった。
- 昭和49年(1974)5月、氣の原理を提唱する、藤平光一(とうへい・こういち)先生に師事して、心身統一道・心身統一合氣道を学ぶ。
- 昭和56年(1981)1月、それまでのサラリーマン生活を捨てて、神奈川県横浜市港南区港南台に「実心館道場」(現在の実心館本部道場)を開き、この道一筋に生きる決意をする。
- 平成4年(1992)4月、安岡正篤先生、中村天風先生、藤平光一先生の三師の教えを統合究明して、人間の本質的要素である「徳性の開発」に基づく、独自の「心身修学道」を創見し、合気道を人間学究明の実践法と位置付け、「実心館合氣道」として流派を興した。
- これらを総括して、あらゆる角度から、人間学の実践手段を事業展開するために「日本心身修学協会」を設立、会長に就任。
- 具体的な活動部門として同協会内に「心身活氣療法研究会」「プラスの広場」「実心館合氣道会」「実心館剣法会(法性実心流剣法)」を置く。
- 平成10年(1998)8月、安岡正篤先生の教学を基調とした人間学の研究会「安岡教学研究会」を設立し、会長に就任。
- 「徳性開発」「人間の徳育」の重要性を提唱し、独自の人間学実践法を提言、各分野から多くの共感、協力者を得る。
- 実心館合氣道の指導のほか、著作活動および全国各地を講演、研修指導にまわり、精力的に活動。
- 令和6年(2024)2月13日、82歳にて永眠。
主な著書など
- 最新刊
- 「吾づくりの人間学」(日本政策研究センター刊)
- 「実心館合氣道のこころ」
- 「修学誦句集」
- 「指導者の姿勢」
- 「徳は本(もと)なり」
- 「徳性の開発」
- 「宝在言集」
ほか
過去の主な講演・研修指導先
- (株)東芝
- (株)リクルート
- 最高裁判所
- (株)三洋
- (株)コスモスライフ
- (財)神奈川県雇用開発協会
- 鹿島建設(株)
- (株)京王プラザホテル
- (財)港湾労働安定協会
- クボタハウス(株)
- 三菱重工業(株)
- (社)新潟県労働衛生医学協会
- ミサワホーム(株)
- 安田火災海上保険(株)
- (社)神奈川県歯科技工士会
- 東京電力(株)
- 大同生命保険(相)
- 荻窪税務署荻窪間税会
- 東邦レオ(株)
- 東日本ハウス(株)
- (社)佐久歯科医師会
…ほか多数
村山實会長がご逝去されました(令和6年)
令和6年(2024)2月13日(火)午後8時22分、当会会長の村山實先生が、入院先の関東病院にて敗血症のため永眠されました。行年82歳のご生涯でした。
2月25日、冷たい雨が降りしきるなか、福聚院(横浜市港南区港南)にて通夜、翌26日には告別式が執り行われ、多くの会員・関係者に見送られて旅立たれました。
当会では、ここに村山会長への生前のご教導に感謝を申し上げ、そのご遺徳を偲びつつ、末永くその教えを後世に引き継ぎたい!という思いです!
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